「とりあえず」で育毛剤を試しちゃダメ!
女性の薄毛、実はとっても多いです。産後や育児疲ればかりでなく、若い方にも多い悩みの1つです。よって、一般的にホルモンバランスを調整する作用のある成分が配合されたものを選ぶと効果的です。
注意したいケースは「フケやかゆみも増えた」という場合や「産後1年経ってない」などの場合は、一時的な体質変化や年齢、体質などにより肌質自体が大きく影響している可能性があるため、皮膚科や内科などの診断を必ず仰いでください。
最悪の場合、育毛剤に肌がまけてしまい、炎症が出てしまう事がある為です。女性の薄毛は、ライフステージが影響している可能性が大きいため、大事なのは「育毛剤をとりあえず試さない」こと。
手軽に手に入る育毛剤だからこそ、是非注意しましょう。
育毛剤の選び方
まず、よい育毛剤は血行や新陳代謝に着目しています。新陳代謝と血行は頭皮の健康に影響しているのです。そもそも、血行不良や代謝の低下は、肩こり、目の疲れ、顔のたるみ、むくみなど、女性の大敵を生む原因です。
逆に言えば、血行と新陳代謝を改善する事により、たくさんのトラブルをカバーし、美しく健康になれるわけです。血行と新陳代謝の促進作用がある成分の王道はシャクヤクエキス、トウガラシエキス、カテキン、オタネニンジンエキスなどです。
血行促進作用があるとして東洋医学の観点でも大変注目されています。そして大豆イソフラボン。ホルモンバランスに働きかけるばかりでなく、全年齢の女性に優しい成分として、是非押さえておきたい成分です。
ほか女性向けの育毛剤を選ぶときには医薬部外品である事とスキンケア成分が配合されている物を選んでみてください。
育毛剤を選ぶ前にできること
まず抜け毛の量が急に増えた場合は、なんらかの理由で男性ホルモンの分泌が過剰になってしまっている可能性が高いです。よくあるのが睡眠不足と食事の偏りです。
産後に抜け毛が増えるのは、育児により寝る時間が不規則になりやすく、ホルモンバランスに生活習慣が影響しやすいため。ほか、食事の偏りも影響してしまうのです。
朝ご飯を抜く、好きなものばかり食べる、やわらかいものばかりでよく噛んで食べないなど、食事に因る影響も大きいです。育毛剤と合わせて、毎日のライフスタイル、今こそ見つめてみませんか。