頭皮のカビの原因は免疫力の低下にある
薄毛の原因は、体質、年齢、遺伝など様々ですが、最近多いのは皮膚トラブルに因る薄毛です。初期症状として多いのは、かゆみ、フケ、炎症などが代表です。
かきむしり毛が抜け、生えてこない頭皮になってしまうというケースです。原因の多くは「免疫力の低下」です。免疫力が低下する事により、頭皮の刺激に弱くなり、普段ならあり得ないようなカビ等に悩まされる事になるのです。
免疫力が落ちるくらい不健康だと、髪のケアや食生活も乱れてしまっています。そもそも、私たち人間の体内にも体外にも、多くの細菌とともに生活しています。
菌、と聞くと汚いイメージがあるかもしれませんが、乳酸菌や納豆菌など、人間に有益な菌も多く、古来から私たちは菌と共に生活しています。
しかし、免疫力が低下すると、肌や体調などに、菌が大きく影響するようになってしまいます。そうした事で、頭皮にカビ菌などによる肌トラブルが起こりやすくなるのです。
元気な髪のために!今から出来る事
肌トラブルに因る薄毛なら、塗り薬や薬の処方でなんとかなります。怖いのは、再発してしまう事と悪化してしまう事です。それを防ぐ為には、根本的な解決をすることから始めましょう。
根本的な解決は、ライフスタイルの見直しと、ストレスの改善です。免疫力の低下の原因は、食事の偏り、睡眠不足、ストレスなど様々です。
頭皮にカビ菌で悩まされた方、髪の水分バランスや皮脂の量が、著しく欠乏したり、過多になったりと初期症状が出始めるのです。
そうなる前から、毎日の習慣でできることを取り入れて行きましょう。今注目されているのが、「腸」に着目した免疫を高める方法です。髪のトラブルなのに腸?と思われるかも知れませんが、人間の身体で最も免疫力に影響するのは腸、なのです。
乳酸菌を摂取したり、白湯などで胃腸を温めたり、腹筋を鍛えて腸の動きを高めたり、腸の活動を活発にする事で、免疫力は飛躍するのです。どれも今すぐ出来る事ばかり、そして逆にいつでも怠ってしまうことばかり、なんですね。
健康のトラブルは、表面化したところばかりに着目していてもダメなんです。身体の中に働きかけ、菌に負けない身体づくりが、フサフサで快活な印象をつくる最大のポイントなのです。